【衝撃】Vision ProでアダルトVRレビューしたらとんでもないことが発覚w

AppleはこのVisionProという目と手を使って操作する新しいUI、4kの超高解像度を実現した画期的なデバイスを世に送り出しました。
そんな未来が詰まっているVisionProですが、我々が本当に知りたいのはこの技術がどのようにエロに応用できるのかという点です。
いろんな使い方を試している中で、やはり技術はエロで進化して広まるのだと徐々に確信を得ています。
今回はそんな中でもVisionProでのアダルトVR視聴について一緒に見ていきましょう。

VisionProではアダルトVRが視聴できない?

どうもMr.VRです。
VisionProを手に入れて間もなくして、私は早速アダルトVRが視聴可能かどうかを確かめました。
通常VRデバイスでアダルトVRを楽しむにはDMMのアプリを利用することが一般的な方法です。
Quest2やQuest3ではDMMのアプリがリリースされているので、特に難しいこともなく手軽にアダルトVRを見ることができます。

しかし、予想通りVisionProにはDMMのアプリはリリースされていません。
VisionProのプロモーションビデオからもアダルト利用の可能性は全く感じなかったので、ここは想定内の範囲です。
ではどうするのかというと、VR動画のファイルを直接デバイス本体に転送して再生するという解決策があります。
この手法は、DMMアプリがなかったPICO4でも同じように使われていました。

この視聴方法については過去記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

PICO4と同じようにVisionProでも、動画ファイルを入れることで観れるのではないかと思い試してみましたが、VisionProの標準の動画プレイヤーではVR動画を再生する機能が備わっていませんでした。

具体的には、VR180形式の動画をサイドバイサイドで視聴する機能が必要なのですが、それがありませんでした。
ただ、実はVisionProにもVR180のような動画コンテンツがあります。

これは、VisionProの目玉のコンテンツの1つでもある、AppleTV Plusに存在しています。
崖の綱渡りの動画であったり、CGで制作された恐竜の動画であったり、これはこれでかなり素晴らしいです。

4Kの90FPSの動画だそうなので、かなり現実感があり、撮影や制作にもかなりの予算がかけられているでしょう。
しかし、重要なのはこの動画が、VR180動画とほぼ同じなのにイマーシブビデオと呼ばれていることです。

そういうことからAppleがVR180をあまり受け付けないような方針であることが分かります。
しかし現状、アダルトVRの動画というのはほぼ全てがVR180形式になっていて、これを再生するためには他の動画プレイヤーが必要です。
他の動画プレイヤーがあればいいのですが、果たしてどうなのでしょうか。

VisionProでアダルトVRを視聴する具体的方法

御安心ください、VisionProの専用アプリとしてVR180を再生可能なアプリがリリースされていました。
Questユーザーの方には、おなじみのSKYBOXのようなアプリがあるということです。
ここまでくれば我々の勝利といってもいいでしょう。

アダルトフェスタなどのアダルトVRを、動画ファイルでダウンロードできるサイトから作品を購入しておきます。
視聴方法は、アプリからMoonPlayerというアプリを使い、こちらからiCloudなどで入れた動画ファイルを選択します。
動画ファイルを選択すると2D画面に表示されるので、ここから設定を変えます。

VisionProでアダルトVRを視聴してみたら

設定を変えるとVR180の状態で見えてますが、ここが1番のポイントで自分の手が表示されているんですよね。
しかも腕までこの服がちゃんと抜けた状態で表示されています。

これは完全に動画の中に入り込んだような感覚が味わえ、これは本当に触れるような感じといえるでしょう。
今までのQuest3とか他のデバイスではありえなかった機能で、本当にすごいです。
Quest3の場合は、一応ハンドトラッキングは使えるんですが、自分の手が表示されるのではなくてCGのような手が表示されて、しかも腕は表示されません。

VisionProでは、自分の手はもちろんのこと、重ねてもちゃんとくり抜かれて表示されます。
これが本当に素晴らしく、自然すぎて初めて見る方は何がすごいのか分からないかもしれないですが、これをオクルージョンといいます。

オクルージョンとは

現在、動画の画面が出ているんですけど、この動画の奥行きはここにありますが、ティッシュ箱を持ち上げると、このように前後関係が崩壊してしまいます。
Quest3など今までのMRは、本来は動画の手前にティッシュ箱があるのに、ここを被せるとティッシュ箱が奥にあるように描画されてしまうわけです。

ただしVisionProの場合では、ティッシュ箱はそのような形になってしまいますが、手をかざした時はちゃんと前後関係がうまく表現されています。
これはVisionProの前面にあるセンサーがこのディスプレイの距離と自分の手の位置の距離をちゃんと認識して表現しているんですよね。
なのでこのディスプレイに手をかざすと、この形にわざわざくり抜かれて表示されているわけです。
だからこの端のほうが不自然になっているのが分かると思います。

こういう風に素早く動かすと、うまく描画されていないのが分かると思います。
もちろん手を交差させてもちゃんと認識しているのは、本当にすごい技術です。
このことをオクルージョンと言うんですが、これがVR180でも表現されています。

ただし、ここまでくるとちょっと触覚や当たっている感がほしくなったりします。
あとは自分が前に進んだ時に動画に近づけないというのも、残念なポイントに感じてしまいました。

アダルトVRにおいての操作感

ここまでリアルなだけではなく、さらに操作もコントローラーを使わずに手と目線だけで操作できるのでかなり楽です。
もちろん腕をおろした状態でも可能で、これが素晴らしいポイントです。

Quest3の場合、右手を使っているときはわざわざコントローラーを持ち替えて操作しないといけませんでした。
しかし、VisionProの場合は右手を使っていても左手で操作ができますし、腕をわざわざ上げなくても操作ができるというのはかなり楽です。

アダルトVRを視聴していたら衝撃の事実が

そして、もう1つポイントがあるんですけど、実際にアダルトVRを見てみたら事件が起きました。
VisionProが肌の色で認識しているのかわかりませんが、手の形をしたものを手と認識するようです。
そして右手を股間に添えている時にアレを手と認識してしまって、そこだけくり抜かれてしまうわけです。
まさかくり抜かれるとは思っていなかったので、これはちょっと自分で使ってみて驚きました。

今回はテストとして足でやってみます。
ちなみに靴下を履いているとVR上に足が表示されませんので靴下を脱いでみます。
今回は親指だけにするんですけど、もうすでに足が認識されていて表示されてます。
さらに手を近づけると、このようにちゃんと抜けるわけですね。
足の形をしたものを手と認識され、このようにうまくくり抜かれるわけです。
ここまでやったらお判りいただけたと思います。
つまり自分の下半身と動画内の男優のソレを一致させることで、とてつもない没入感を得ることができるんです。
これはVisionProでしか体験できないことで、おそらくQuest3でも腕の部分や股間部分が抜けるのは体験できないことですね。

ただし、全てこれがいいというわけではなく、自分の手の距離関係がうまくいっているシーンではいいんですけどシーンによっては、前後関係が崩壊してしまうことがあります。
とくにアダルトVRではかなり至近距離に女優さんが近づいてくるので起こり得やすいです。
なので逆にアダルトVRの場合、没入感が下がるポイントが結構あります。
この手を表示させたりさせなかったりが選択できればいいんですけど、現状そういった機能はありませんので決まったシーンだけVisionProで観るなどの選択が必要になってきます。

それとティッシュを取ろうとしたとき、実はVR空間内に表示されません。
自分の手を近づければなんとなくは分かるんですけどはっきりとは出てこないので、ちょっと残念なポイントです。


アダルトVR視聴時には問題点も

このVisionProのオクルージョンは確かにすごい技術だと思いますが、代わりにでかい本体とケーブル付きのバッテリーが邪魔で、アダルトVR視聴においては致命的です。
服を着ている状態だったらバッテリーをポケットに入れられますけど、脱衣状態だとバッテリーをベッドの横に置いておくなどの選択肢しかできません。
ここは本当にどうにかして欲しいポイントです。

ただ、VisionProの後頭部がバンドになっているので、寝転びやすく快適に視聴できます。
あと、アイサイトという機能があって被っている人が何を見ているのか、分かるような表示がされるという事前情報もあったんですが、具体的な表示はなかったので安心できそうです。

ちなみにアイサイトについてもそこまでリアルではないので、電車内で変なものを見ていたとしてもまバレることはないです。

VisionProはメリットが豊富だが一番の問題は価格

とにかく1番の難関であるのが、日本では60万円近くになると予想されるVisionProの価格です。
VisionProのメリットとしては、以下の3つがあげられます。

  1. オクルージョン
  2. 4Kマイクロ有機EL
  3. 操作のしやすさ

このために60万円を出して買うかというと、いくらお金があってもちょっとお勧めはしません。
アダルトVRユーザーであれば現状PICO4かQuest3で十分だと考えます。


まとめ

現状ではVisionProは高価ですが、空間コンピューティングが普及していけば適したアダルトコンテンツが続々と出ると思います。

そのタイミングで廉価版の空間コンピューティングを買って、アダルトコンテンツを見るというのが自分がお勧めしたい楽しみ方です。

廉価版の空間コンピューティングが発売されるまで、自分はこういった最先端のアダルトVRの視聴についての情報を発信していきます。