
どうもミスターVRです。
Metaの次に発売されるVRヘッドセットQuest3Sの詳細が分かってきたので、詳しく見ていくことにします。
Quest3Sについては情報がほとんどない状況でしたが、先日出た情報でQuest3Sの全体像がかなり見えてきましたので考察してみましょう。
Quest3Sのリーク情報とは?
今回の情報で出たものは、Quest3Sの実機の本体の実写画像と思われるものです。
それがこちらになります。
画像はあまり鮮明ではないんですが、Quest3SとしてVR Pandaという方がTwitterに投稿していました。
これだけを見るとフェイク画像なのではないかと思う方もいるかもしれませんが、他の情報を複合的に見ることでかなり信憑性が増していきます。
Quest3Sのリーク情報が初めて出たのは遡ること今年の3月です。
Quest3Sのプロモーション画像のようなもので、Quest3Sのスペックと本体の写真やデザインが描かれたものがRedditに投稿されていました。
この時はMetaの新機種が発売されるのは、おそらく今年の9月だろうという噂がありました。
この本体画像はQuests2にiPhoneのカメラを貼り付けただけの合成画像だということで、これはAIで生成されたものではないかといわれていました。
そもそも早い段階から完成度の高い画像や同じ画像の中で、Quest3の本体を被った人が映り込んでいるなどおかしい点が複数あり、そこで一旦Quest3Sの噂については消えました。
その次に出たQuest3Sの情報は、6月にアンドリュー・ボスワース氏が投稿したビデオです。
Quest3のパススルーをバージョン66と65で比較した動画をThreadsに共有したようなのですが、そのなかで後ろに見たことのないVRヘッドセット本体が映り込んでいたようです。
これを見ると3月に投稿されたものとかなり似てはいますが、さすがにこの2つの情報だけではまだ信じられませんでした。
そうしてQuestStoreにQuest3Sの表記が出たりはありましたが、まだ確信めいたものはありませんでした。
しかし今回の実写画像が出たことで、一気に状況が変わったような気がします。
実はVR Panda氏は、Quest3が発売される前に本体の開封動画をアップしていた方で、リーク情報はかなりの信憑性があるということです。
そして過去のプロモーション画像とボスワース氏の動画、これらを組み合わせるとほぼ確定といっていいのではないでしょうか。
1つの情報だけだとまだまだ信じるのが早くもう少し様子見だと思うんですが、2つ3つと同様の情報が出てくるとおそらく確定だと言わざるを得ません。
Quest2やQuestPRO、Quest3についても発売前からリーク情報が出ていましたので、Metaは情報を漏らしてしまう会社であるということからもリーク情報は比較的信用できると思います。
Appleは全く情報が出ていなかったのにこれはわざとなんですかね、戦略なんでしょうか分かりません。
ここまで来るとこれまで出ていたQuest3Sの具体的なスペック情報もあり、信憑性がかなり上がってくるのではないでしょうか。
ここからは、そのスペック情報からどのようなことが言えるのか見ていきます。
Quest3Sの予想スペックと特徴
Quest3Sのスペック情報はTwitterのLunaさんの画像が分かりやすくまとめられています。
まずチップセットはSnapdragon XR2 Gen2、これはQuest3と同じで、ディスプレイも同じく液晶です。
解像度は1832×1920、PPDが20で、リフレッシュレートは最大120hz、レンズはフレネルレンズでIPD調整機能付きとなっています。
Quest2スタイルのメガネスペーサーでコントローラーはQuest3と同じタッチプラスコントローラーが付属するそうです。
MR機能についてはQuest3と同じで、18PPDのカラーパルカメラと2つの深度センサーがついているようです。
1番下に書いてあるのはQuest3Sに含まれるかどうかは明確ではありませんが、インサイドアウトボディトラッキングなどの機能と書かれています。
この情報を見るとかなりQuest3Sの全体像が見えてくるのではないでしょうか。
Quest2のMRを強化したバージョンという感じで、Quest2とQuest3の中間に位置するようなスペックであるといえます。
解像度やPPD、フレネルレンズであることなどQuest2と全く同じで、チップセットがアップグレードしているのはいい点です。
Quest2のパススルーは白黒で深度センサーもありませんでしたので、Quest3SになることでQuest3とほぼ同じぐらいの体験ができるはずです。
ただし、ここは割と重要なポイントだと思うんですがQuest3と比較すると明らかにスペック的に劣っている部分が目立ちます。
ここからはQuest3との比較を明確にしていきたいと思います。
Quest3との比較分析
Quest3の解像度は2064×2208でPPDは25となっていますが、Quest3Sはそれより明らかに劣ります。
PPDが5だけでも変われば付け比べるとかなり違いが分かるぐらいだと思います。
そして重要なのはレンズがフレネルレンズであるということです。
Quest3ではパンケーキレンズで、パンケーキレンズの中でもかなり品質のいいものですので、スイートスポットが広くて液晶の見え方も明るさも向上して見えます。
ここは同じパンケーキレンズであるPICO4と比べても明らかにQuest3の方が綺麗に見えるぐらいです。
先日たまたまPICO4を久しぶりに使いましたがQuest3に慣れていると明るさが物足りないなと感じました。
もしかすると、ディスプレイについてもQuest3と同じ液晶なんですが、Quest3の方が品質のいいものが使われている可能性もあるかもしれません。
このことからPPDの差だけではなくてレンズによる差によってQuest3の方が明らかに画質はよく見えるはずです。
そしてもう1つ重要なことが本体の画像を見ると全面の厚さが分厚いということです。
Quest3では本体が薄いことでその分前方に重心がかからないので前後のバランスが取りやすくなって着用感が向上していました。
しかしQuest3Sでは、Quest2と同じように全面に厚さがあるのでQuest2と同じような前後バランスになると予想されます。
これについてはフレネルレンズであることで、ディスプレイとレンズの距離を取る必要が出てきてその分分厚くなるということが1番の要因です。
ただしその代わりコストカットが実現できるのでQuest3より安いラインナップになるでしょう。
価格についてはいくらになるかまだ情報は出ていませんが、おそらく199ドルから299ドルになるといわれています。
199ドルだといくら円安の今でも3万円弱ですのでかなり安く感じますが、それ以上だと4万円前後になるということなので微妙な感じになってきます。
Quest3Sが出るのに買ってしまったと思う人もいるかもしれませんが、先ほど言った見え方が綺麗になることと本体が薄いことこの2つを考慮するだけでもQuest3の価値はあると思います。
そしてもう1つが、Quest3Sの解像度と20PPDから推測すると視野角もある程度計算でき、視野角は90°ぐらいになると予想できます。
Quest3は視野角110°となっていますが、その広さに慣れてしまうと90°はかなり窮屈に感じるでしょう。
そしてこのスペックであれば、今Quest2を買うというのは完全にお勧めできなくなりました。
そもそもQuest2はすでに販売終了していて安い値段で手に入らないというのはありますが、Quest2を買うのであればMR体験が向上するQuest3Sを買うのがベストです。
またコントローラーがQuest3と同じということも注目したいポイントです。
Quest2のコントローラーはこの先端に追跡用の丸い輪っかがついていました。
これによってコントローラー同士を近づけるような操作をする時に邪魔になったり、コントローラー自体が大きくなったりとそういったマイナス要素がありましたが、Quest3ではかなりコンパクトになっているので扱いやすさが向上しています。
これは個人的にもかなり気に入ってるポイントで、Quest3Sにも使われているのはかなり嬉しいポイントなのではないでしょうか。
Quest3Sで一番危惧しているのは…
しかしながら最も危惧しているのは、Quest2にiPhoneのカメラを後からつけたような見た目です。
丸い模様がタピオカに見えるようなそんな見た目をしています。
画質が悪いのでかっこよく見えないというのもあるかもしれませんが、お世辞にもいいとは言えませんね。
顔にタピオカをつけていると言われても仕方なさそうで、これをつけたまま街中は歩けません。
女子受けを狙って花びらみたいなイメージとも思えなくはないですが、このデザインについてはMeta Connectで説明して欲しいところです。
とはいえQuest3も実機を見る前は微妙な見た目だなと思っていたら、実際見ると案外悪くなかったというのもありますので、もしかすると実機を見ると案外マシかもしれません。
最後にもし今の情報だけで判断するのであればQuest3とQuest3Sどちらがおすめ
かと聞かれたらベストを尽くすのであればQuest3の方がおすすめであるといえますが、全くの初心者とかとにかく価格を抑えたいのであればQuest3Sでもいいのではないかということになります。
それはQuest2とQuest3のどちらがいいかという判断基準とほぼ同じになりそうです。
Quest3SとQuest3は出せる値段で選択できるようなラインナップになりそうな予感がしています。
どちらにせよMetaは原価無視の高品質なヘッドセットを出してきていますので、今後の情報にも注目していきたいと思います。